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治療のいる不整脈

過去に健康診断などで、不整脈が見られます、
などと言われて不安に思ったことがある人もいるかもしれません。

 

不整脈と聞くと、深刻なように聞こえ、
心臓に大きな問題があるのではないかと心配になりますね。

 

ただ、不整脈を病気ととらえるのは少し間違った考え方です。

 

不整脈は健康な人でもしばしば起こることがあり、一過性であったり、
治療しなくても命に別状がないケースが多いのです。

 

もちろん、定期健診をこまめに受けたり、
おかしいと思ったら早目の受診をすることは大切です。

 

では、治療が必要な不整脈とはどのようなケースでしょうか。

 

まず、不整脈によって急に失神してしまう場合は
脈が速い頻脈性不整脈の症状のひとつで、治療が必要です。

 

この場合は心臓の動きを制御する
電気の作り方に異常があると考えられます。

 

電気が正しい道を通っていなかったり、
一時的に心臓が止まっている可能性があります。

 

次に、体を少し動かしただけで息切れやめまいがする場合です。

 

これは脈が遅くなる徐脈性不整脈の症状のひとつで、
このような症状が現れるのは
1分間の脈拍が40回以下になるとよくみられます。

 

動悸が突然始まり、
脈拍が1分間に150〜200回以上ある場合も治療が必要です。

 

このような過度の頻脈になれば、息苦しく、冷や汗が出たりします。

 

不整脈の一種である心室細動も、怖い不整脈で
心室が興奮し、不規則な頻脈を引き起こしてしまうものです。

 

心室細動の状態が続くと血栓ができやすくなり、
血栓が脳にまでいけば脳梗塞を起こすことも。

 

飲酒や喫煙、ストレスなども心室細動の原因となります。

 

このように、命に関わる場合もある不整脈には、
いくつかの治療法があります。

どんな治療?

投薬によるものか、手術によって機器を埋め込む方法があります。
いずれも、心臓の動きを司る
電気の発生や通り道に対しての治療です。

 

脈が遅くなる徐脈には、ペースメーカー治療がよく行われます。

 

心臓にペースメーカーと電線を埋め込むことで、
心臓の動きを制御する電気を発生させるのを手伝います。

 

心臓の動きを制御する電気が正しい道を通らなかったり、
電気の発生がバラバラになってしまうことで起こる頻脈は、
投薬によって治療することができます。

 

抗不整脈薬や、血栓を溶かす薬などを用います。

 

また、頻脈には、ICDと呼ばれる、
埋め込み型除細動器を使った治療法もあります。

 

頻脈による心室細動や、心室頻拍を察知し、
自動的に電気ショックを与えて心臓のリズムを正常に整えます。

 

ICDは、ペースメーカーとしての機能も兼ね備えています。

 

十分な薬物治療やIDC治療を行っても
症状が改善されない場合は、CRT-Dと呼ばれる、
心再同期治療機能付き植え込み型除細動器を用います。

 

心室の収縮のタイミングのズレを調整し、
血行の変動を改善することができる機器です。

 

高周波カテーテルアブレーション治療という治療法も
メジャーになっています。

 

日本では10年ほど前から行われるようになった方法で
不整脈を発生させる異常な電気の発生場所、
またその通り道にカテーテルの先端を密着させ、
高周波の電気を流します。

 

するとその部分の組織が50〜70℃で焼かれ、
懐死状態になるため、
異常な電気の発生や通行を阻止します。

 

心臓の組織を部分的に焼くため、
心臓自体の機能には影響を与えない治療法です。

 

このように、心臓を危険な状態にしてしまうタイプの不整脈にも、
確かな治療法があります。

 

専門医による診断により、
最適な治療法を選択してもらえるでしょう。

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